【幸福度】

幸福度の50%は遺伝、10%は環境で決まる、で残り40%は、、、、?
遺伝子や、環境の他に、重要なものがあります。
それは私たちの「行動」です。つまり、幸福になる為の最大の鍵は「私たちの日々の意図的な行動」にあるのです。
遺伝子の性質を変えることも不可能ですし、富とか外見、魅力とか環境ばかりを追いかけることではないのです。
その40%は、日常生活での行動や考え方を通して幸福度が高まる余地やチャンスが沢山あるという意味なのです。
さて、この「最も幸福な人々の考え方や行動パターン」ですが、慶應義塾大学の前野教授が「幸せの4つの因子」をこんな感じで区分けしています。


① やってみよう因子(夢、目標、成長、自己肯定感)
② ありがとう因子(感謝、利他、承認、信頼、尊敬、自己有用感)
③ なんとかなる因子(前向き、楽観性、自己受容)
④ ありのまま因子(独立、自分らしさ)

幸福な人々にも当然、ストレスや災難はあるし、悲劇さえ起こり得るのです。
普通の人と同様に、辛い環境におかれると落ち込み、感情的になるでしょう。
しかし、彼らの秘密兵器は「困難に直面した時に対処する考え方や強さ」にあります。


2つ目の因子は繋がりと感謝の「ありがとう因子」です。他人に感謝できる人や、利他的な行動を取れる人は、幸福度が高い傾向です。
このような人は、友人が多く、更に多様な友人を持っていることが多い。こうした友人関係を持つことで、心が折れそうになった時に立ち直る力を示す「レジリエンス」が強くなり、幸せな状態に戻ってくる可能性を高めることが出来ます。

新年早々、色々なことが起きました。能登半島地震、羽田空港の事故、そして関東首都圏にも地震。
生きていくことに不安を感じている人達も沢山いると思います。
一方で株価に一喜一憂する一部の人達もいます。
そしてこの寒い時期に子供たちは受験を迎えます。
本当に大変だと思います。
どう励ましてあげれば良いか親も戸惑うでしょう。
だけど、こんな大変な時期だからこそ、家族の絆を深める絶好の機会でもありますし、
しっかり話し合う機会なんだと思います。
                                                     以上