三谷幸喜の気遣い

軽い心筋梗塞で降板した天海祐希さんの代役として、わずかな稽古期間で舞台に立ち、見事演じ上げた宮沢りえさん。

終演後は観客からスタンデイングオベーションで迎えられたということですが、ここに至るまでには、あくまで天海祐希さん主演で、と望む共演俳優や、体調悪化の責任を感じる三谷幸喜さんなど、悲喜交交、様々な人間ドラマがあったとか。

三谷幸喜がこんなコメントをしていました。

宮沢さんの頑張りはいくら賞賛しても足りないと前置きしつつも、こう強調している。

「天海さんが一ヶ月の稽古で作り上げたものを、宮沢さんが2日でやってのけた訳ではありません。宮沢さんの負担を減らす為に台本を書き換えました。出番を減らしセリフを削りました。つまり、新しい台本を作ったのです。宮沢さんが2日で舞台に立てた陰には、その新しい台本で深夜まで稽古をしたキャストとスタッフの努力があることを忘れないで欲しい」

これは、天海さんはもとより共演者やスタッフへの気遣いなんでしょうね。

いいですね(笑)

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