ご存じの方も多いと思いますが、これまでの住宅ローン減税（住宅ローン控除）制度は2021年末で終了しました。
新規に住宅を取得することを促進する制度でしたが、内容を改正して、2025年（令和７年）まで延長、適用されています。
改正された税制の概要は主に以下の通り。
１．控除率の引き下げ 1％→0.7％に
住宅ローン年末残高の１％がこれまでの控除対象でしたが、0.7％に変更。
２．控除期間の変更 新築住宅等は原則13年、既存住宅10年に
これまで10年だった新築住宅等の控除期間が13年に延長。
※「新築住宅等」には不動産会社が中古住宅を買取・リフォームした物件も含まれます。
３．借入上限額の引き下げ
控除が適用される借入限度額が段階的に引き下げられますが、環境に配慮した新築住宅等ほど控除額が上乗せされます。
例：新築住宅等で長期優良住宅・低炭素住宅の場合 令和5年まで5,000万円→令和7年まで4,500万円
既存住宅で長期優良住宅・低炭素住宅の場合 令和7年まで3,000万円
■その他の概要
・所得要件の引き下げ 2,000万円に
・既存住宅の築年要件緩和 昭和57年以降に建築された住宅に
・新築住宅の床面積要件の緩和 50㎡に（条件あり）
・住宅取得資金の贈与税非課税措置継続（令和５年度まで）
・新築住宅の固定資産税の減額（令和５年度まで） 等
▼詳しくは国土交通省ＨＰをご覧ください
https://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000172.html
▼国土交通省 住宅ローン減税等延長 報道発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001447112.pdf
▼国土交通省 令和４年度住宅税制改正概要資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001447132.pdf
【４年延長】と書きましたが、２年しか延長されない、または段階的に引き下げられる内容もあります。
住宅購入をご検討の方は、お早めに行動されることをお勧めします。
まずは私たち 夢工房だいあんまで、お気軽にお問い合わせください。
